大学 or 専門学校 看護師資格を取るのに違いは?
資格に変わりなし。学費が違う! 私立は高い!大学=約500万以上 専門学校=約300万以上
- 資格に変わりなし。学費が違う! 私立は高い!大学=約500万以上 専門学校=約300万以上
- 実は海外に行くと日本の医療関係者がふらふらしています。(笑)
- 国家資格さえ手に入れれば安泰? 専門学校 or 大学 どっちも一緒?
- 看護専門学校 看護師にならない人は存在しずらい場所
- 実習時代は黒歴史
実は海外に行くと日本の医療関係者がふらふらしています。(笑)
タイでも看護師さんに会いました。
ぱあっと遊んでストレス解消!という人もいますが(こちらが一般的です)
独身時代の看護師の金遣いの荒いこと(笑)って思ってる人、多いですよねえ。。
でも、看護師だっていろいろ大変なんです。
ふとしたことで大いに迷います。
そんな時にふらっと来るのが海外一人旅。
「お仕事、どうしようかなあ」と迷っている人が大いに悩める場所なのでしょう。
看護師のお仕事は、帰国してすぐに仕事を見つけることが容易だし、自分のペースで働き方を選べるのがいいところです。
この不景気な時代に選択の自由があることは、贅沢なのかも。。
国家資格さえ手に入れれば安泰? 専門学校 or 大学 どっちも一緒?
そう見えますか?
うーん。。それはどうでしょう・・。
医療関係の学校は「他につぶしがきかない」デッドエンドな片道切符なのです。
在学途中で職業選択に迷った場合は、人生設計を始めから変更する必要があります。
医学関連の資格を取る時も、一生これでやっていくという覚悟がブレブレな方は
どうか悪いことは申しませんから、今の世の中、大学進学がいいです。
ただし、専門学校と比べると学費が恐ろしく高くなります。
おおよそ、理系大学の学費と考えておいて間違いないです。
大学だと、万が一の場合に軌道修正しやすいです。
普通に就活して一般企業に入れる可能性を残しておけます。
看護専門学校 看護師にならない人は存在しずらい場所
私が在学していた某都立の看護学校では、常にお金の話
専門学校は看護師以外の道を選択することなんて、ほぼ不可能。。
校長先生、教務主任、担任などがことあるごとに
「あなた方は都民の血税で養成されて看護師になる」
「そのために年間1000万以上のお金がかかっていることを忘れないように」
と繰り返し説明され、安い学費の代わりにしがらみが生じます。。
奨学金をばらまいてくれる私立の専門学校の場合も、同様です。
看護師以外の道についてはほとんど語られないです。。
あまりにいいかげんな生徒はどんどん留年させるし、実習に行かせる前に学校を続けるかを決断させます。
この少子化のなか、看護師国家資格合格率の低下は学校の存続にかかわってくるからです。。
看護師になるかどうか迷ってきた学生にとって
「こんな自分が臨床に出る自信がないのに看護師になってもいいんだろうか?」
と思い悩む位のプレッシャーはずっしりかかってきます。
お金をかけないで学費として投資した分のリターンがみこめるのが専門学校のいいところですが、実習病院=就職先だったりすると。。
実習時代は黒歴史
私は実習病院に就職しませんでしたが、それでも2度と思い出したくないです。。
外こもりで英気を養って 学費で投資した分を回収すればいい 人生長いもの
そして、ようやく看護師になったとしても臨床ですぐに使える状態、なんてことは絶対ないです。
しばらく仕事しながら日々勉強、の毎日は続きます。
そして、ふと気がつくと自分のプライベートが仕事に奪われていると実感すると
発作的に仕事を辞めて海外へ旅立っていくのでしょう。。
メンタルを強くするだけじゃなく、つらい時の支えをいくつか見つけることも大切です。
看護師の仕事が当分は「手と目」を使うartな仕事
ワーカホリックに仕事を続けられる人は、一握りです。
医師の仕事はもしかしたらかなりAIにタスクシフティングされる可能性は高そうですが、看護師はどうでしょう?
今はまだ、機械やAIでもっとお仕事がしやすくなるとあまり感じられません。
看護師の仕事って「職人」に近いです。
きっと、現代版丁稚奉公の「プリセプター制度」を使った修行時代はなくなっていかないでしょう。
余談ですけど、とっても優秀なロボットに背中をなでてもらって安心できるまで、私たちの意識が変わるには、どの位時間が必要なのかしら?
という訳で、看護師のOJTな修業時代は無くなってこないので、一定期間のワーカホリックな状態は仕方ないのです。
自分では対処できない問題にぶちあたり 無力であることを実感しよう
仕事をしていくと、患者さんのセルフネグレクトなど「いまさら正解はないし解決もできない」問題によく当たるようになると思います。
その時に「力技」で解決を目指さないほうがいい。
解決するのは患者さんが主体。。
自分のメンタルはしっかり守りつつも、
患者さんの話をちょっときくだけ
お話できないなら手を握って励ます
一日に一回冗談でも言える仲になれたら奇跡!
もし自分のアプローチがダメでも、結果をすぐに求めない
位のしなやかな気持ちがあると理想だと思います。
でも、慣れも必要だし、ある程度意識しないと最初は大変です。
だから、お仕事をしていくうちに心理学に興味を持つ看護師が多いのかなあ?
看護師資格のいいところ・楽しいところばっかりじゃなく、大変なところもあらかじめわかっていると進路選択の覚悟が決められていいと思います。
ハードモードの准看護師養成の事情はこの辺に。。