本と旅が好き!底辺看護師blue-dot-go

底辺看護師がボランティア・子育て・旅行とかがさごそもがいてるところ。。

育児開始とともに「夫婦2人なのに、孤独」になると、離婚の危機がせまりくるかも?という話

育児休業って、万人に必要なんだろうか?

ワンオペ育児が恒常化している今の状況は、決してベストとは言えない。

母親の心身への負荷が問題になってるのは、周知の事実。

だからって

カップルでの育児休業が万能な解決策とはいえないのかも。

 私自身は夫に育児休業してもらった経験があって、

結構いいものだと思ってましたが。。

bluedotgo.hatenablog.com

 

「夫婦2人なのに、孤独」

っていうことも、あると思いました。。 

 

育児のやり方なんて夫婦2人で違ってて当たり前

 

そこを話し合って「妥協点」を見つけるにはさ、

お互いのことを尊重できる「余裕」が必要。 

今までは、

その「余裕」ってどこから来てたのかな?

 

おそらくは専業主婦が多かった時代はさ、

妻側が妥協しまくって

自分の意見を飲み込んで作った

かりそめの「余裕」だったんじゃない?

 

今も、妻側が妥協している状況は変わってない。

イクメン素敵」

って持ち上げて必死で素敵な家族を演出しつつ

たまった家事を一人で片づけて

実質的な育児に一人で奔走して

その影で一層孤独になってる妻なんていっぱいいますよ、きっと。。

水辺でさびしく頭を抱えうずくまる女性

苦しい妥協を積み重ねていくうちに、

「離婚」も選択肢のひとつにあがっても仕方ない位

大変な状況で子育てしている妻、沢山います。

 

働いて経済力があるからなのか?

共働きに疲れて実家サポート傘下に入ったほうが楽だと判断するのか?

どっちもなのかな。。

とにかく、離婚へのハードルは以前よりずっと低くなってる。

厚生労働省:離婚に関する統計 11 人口動態社会経済面調査からみた離婚(平成9年度調査)

時短家事の方法とかその手のライフハックが流行ってます。

ところが、両立なんて完璧にできるはずがない!

マミートラックに乗ってでも仕事して、家事して、慣れない育児して。。

そういう自分のキャパぎりぎりで生活するうちに

ふとみると、夫が育児や家事の戦力外だと判明。。

するとどうなるか。

 

長い人生を考えて

そもそも

結婚してる必要があるだろうか?

っていう疑問が消しきれなくなる。。

YESかNOどっち?と手で示す女性 

共働き家庭だと子供が小さくて手がかかるうちだと、特に。。

妻にとって家庭を維持するコストが大きすぎる。

だったら離婚してしまえと考える妻は、結構多い。

実家に子供抱えて帰っちゃう妻、そんなに珍しくないもの。

子供が生まれてすぐって、

離婚の危機が迫りくる時期でもあります。。

 

そこを踏みとどまることができるのは、

子供への愛情が感じられるからだったり

経済的に完全に依存している状況があったり

愛情もあるけど、損得勘定もなきにしもあらず。。(汗)

 

子供が小さいうちは特に

体力的にも精神的にもきつくて、疲労困憊の妻が大多数。

 

ましてや、育児休業中に夫の面倒なんてとてもみれない。。

始めの頃は妻も余裕なくて、必死!!

下手すると、一時間おきに起きて授乳して

隙間時間に、寝る。

赤ちゃん泣いたら色々お世話して

隙間時間にご飯を食べて英気を養い

次の授乳時間が来るまで、寝る。。

慢性睡眠不足で

メンタルやられないほうが

不思議で奇跡なの!!

 

赤ちゃんだっていつもご機嫌いいとは限らない。

何をしても泣き止まないとか眠らないとか、

どうにもならない事態に陥ることなんてしょっちゅう。。

だけど、妻だって、育児初心者。。

 

そういう時に

妻の大変さを「自分事」ととらえる夫が

どれくらいいるだろう?

もし自分だったらと立場を置き換えて

行動してくれる人は、どれくらいいるんだろうか。。

 

妻が眠れなければ、赤ちゃんと外にお散歩に行ったり

妻の体力も精神力も限界だろうなと察知して

お弁当買ってきてくれたり。。

そういうふうに

「自分事」として考えて

妻を精神的肉体的限界から救い出すための

行動をしてくれたら。。

赤ちゃんがなかなか泣き止まなくても、

眠ってくれなくても、

多分、妻は孤独からは救われます。

マグカップを口元にあてて幸せにほほ笑む女性

そして、あれやこれやで泣き止んだ赤ちゃんを間にして

夫婦の絆が深まって

2人で親になっていくんじゃないの?

 

それなのに、

夫っていう一番身近な人への信頼がゆらいだら

子に暴力をふるっていたのが夫だとわかったら

私が妻の立場だったら、

恐怖で思考停止してしまうと思う。

助けを求める声を、あげられるだろうか。。

想像しようにも過酷な状況すぎて、難しい。。

 

一人の母親として

医療従事者として

何かできることといったら、

当事者としての目線を忘れないでいたいなと思う。。

「声なき声」を感じ取れるだけの感受性は

ちゃんと持ち合わせていたいと思います。

 

それから、育児休業をとろうとする方へ。。

非正規なんかで育児休業がもらえない人からみたら

男性育児休業自体が、とっても贅沢なものです。

 

だから、これから育児休業に入った人・これから入る人

育児休業で夫婦の絆を紡げる

幸せな時間を大切に過ごせますように。。

 

 

会社の一大プロジェクトにかかわるとか

そういうのももちろん大切だとは思います。

出世が遅れるかもしれないっていうなかで

育児休業を選択するだけでも、結構大変なのは重々承知です。

 

だけど、

たった半径数メートル内にいる

あなたの家族が

笑顔で暮らせるようにすることは

あなたしかできない

とっても大切なことじゃない?

 

それを

何人もの夫婦が実行できる状況になっていけば

花で作ったハート型

それはきっと幸せで素敵なことだろうなあ、と思うんです。

 

続く。。

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