転ばぬ先の人生設計じゃないか?
今日は、職場を選ぶ時に、まずは「ここ数年で自分はどうしたいのか?」を考えてから行動したほうがいいですよって話。
特に看護師というお仕事だと、仕事はどこにでもある訳で、やめてしまうのはすごく簡単です。
私も結構転職してるので、あまり人のことは言えないけど。
宮台信者ではないけど、結構この人の本読んでいて、なるほどって思ったので、今日は紹介してみよっと。
私、人生設計のほうが先で、仕事はそれを成し遂げるためにあるんだ、と考えたいほうです。
皆さんはどうですか?
自分にとっての「安全基地」の重要性って、人生進んでいくとどんどん増しています。
宮台は、人生に逃げ道を作ってない人は、そもそも「働く」という労働市場に捨て身で出て行くようなもの。
戦場みたいなその場所に行く危険を自覚したほうがいい、みたいなことを書いてます。
ほんとにそうだと思います。
都立大学という実力はあるけどコネなし就活生へサバイバルの方法を宮台流に伝授、みたいな本です。そんなに難しい本ではないので、もしよかったらどうぞ。
で、恋愛や結婚や友達が「安全基地」だとすると、
今の世の中、結婚適齢期は別にない。
いつでもお互いが結婚しようと思えば、それは可能。
友達だって、続くときは結構続くもんです。
でも、出産には生物学的タイムリミットは歴然と存在していて、後から生んでおけばよかったと思って後悔するのは、もったいない。。
男子もあまりおっさんになると老後が透けて見えてきて、恋愛対象じゃなくなりますから、この辺りはお互い様だと思います。
で、看護師の修行時代が出産適齢期にドンピシャですよね。
そして、いろいろ公私ともに忙しい時期のだいたいどのくらいの年数で一人前になった感じがするかというと、5年位だと思います。
結構、長いと思います。
昔は3年で一人前って言われていたけど、ちょっとそれだと短すぎます。
だって、医療の高度化が急激にすすんできてるのに、実習時間が増えてないんだから。。
人工呼吸器とか輸液ポンプとか、そういう機械さわるだけでアドレナリンでまくりの卒後すぐなんて、みんな勤務終わったらぐったりです。
並みの実力の看護師は、そんなに簡単に現場でばりばり働ける状態にはなってこないです。
みんなそうだと思う。
そこですぐに「あー、できなさすぎ」って、看護師自体をすぐ辞めちゃう人も多いんです。もったいないと思います。
そんな「戦場」で時間がかかってもじっくり自分の実力をあげていけばいいと思います。
そして、戦いの場は自分で選べます。
勇気ある撤退も必要ならしよう。
攻めの時もきっとあるはずだから、きっと。。
いい時期まで待つのもあり。
そうやって戦略的に動いてこそ、生きていられるでしょう。
自分にとってここちいい場所をまず作ってみたり・何が好きで何が嫌いか、自分の欲していることを大切にしたほうがいいのです、きっと。
続く。。