本と旅が好き!底辺看護師blue-dot-go

底辺看護師がボランティア・子育て・旅行とかがさごそもがいてるところ。。

東京郊外に長期療養病院が多い理由と私がお散歩中の患者さんに挨拶しない理由

私の勤める病院は、精神科がメインの病院です。

私は今だ精神科病棟で働いた経験はないんですけどね。。

東京郊外の某所にあります。

なんていうか、精神科の雰囲気は嫌いじゃないんですが

今だ異動もせずに同じ病棟で働いてます。

 

東京っていってもみんなが思い描くのは23区。

あー、キラキラしててまぶしくて、

遠いよー。。

自称底辺看護師、キラキラしたとこでは働いてませんw

 ちょっとくたびれた看護師だもの。。

 

 

 

東京郊外の病院の意外な過去と全生園

 

東京郊外は昔から今まで長期療養するための病院・施設がいっぱいです。

今品よく新しくて綺麗な建物の一般病院だって精神病院だって

病院の沿革、みたいなパンフレットみると

大昔は結核病院だったり

精神科で急性期バリバリの患者をいっぱい収容している過去があったりします。

戦後の混乱期にいろんな病気になってしまった人を収容するためです。

とにかく病院をいっぱいたてました。。

 

一部の医療従事者には有名?な桜の名所 全生園

社会科見学の定番コースand

かつての私の精神科実習をした病院もこの辺りにあります。

よく実習でやることなくなると、ここを患者さんとお散歩してました。。

療養所が、一つの町になっています。

東京のちょっと変わった歴史をしょってるかも。

ダークツーリズムの場所かも。もしご興味あったらどうぞ。

www.hansen-dis.jp

 

病院の立地環境的にはいいんじゃないかな > 東京郊外

 

空気もおいしいし、緑いっぱい。

土地代が安いから病院の敷地も広いし、

院内でお散歩するのも楽しい。

趣味の園芸にいそしんでたり、野菜もそだてちゃってるし。。

東京なのにカブトムシもクワガタもとれるw

 

軽症患者さんの場合は、街へお散歩の許可あれば外出します。

朝から、おでかけして、一日かけてお散歩。。

なんとなく動いてたほうが落ち着く、って感じだろうか??

 

外で精神科の患者さんに遭遇した時は、基本、無視

街で患者さんをみかけて、

こちらに気づいてない and

困ってる雰囲気がなければ、生暖かく見守ることにしてます。

院外では、顔見知りの患者さんでであっても

原則としてこちらからあいさつしません。。

 

自分の病気を秘密にしたい(closed)人への配慮

 

驚くことに

一番近い関係である家族にも

病気を秘密にしてる人がいるんです

 

大昔と違って今は薬がすごくよくなってるんです。 

ごく初期に治療しつくて服薬習慣がつけば、

病気バレしないで生活可能らしい。

open or closed どちらの立場で生活してるかはすごく大切な情報!

こういうちょっとした配慮が、一般病院との大きい差なのかな。

 

「ほげりんさん!おひさしぶりです。」

って感じで向こうから話に来た場合。

普通に挨拶しますし、院内なら普通に対応してます。

 

誰にも言えない秘密を持って生活する、ってかなり大変だよね?

陰ながら尊敬しています。

 

精神的にタフになるor

周りに助けてくれる環境がある

っていう人じゃないと、生活するのがつらいだろうなー。

 

もし私だったら、とてもやり通せる自信がないかも。。

 

続く。。

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