看護師の転職先 年収には勤続年数と夜勤が関係。病院・施設・訪問 専門分野と適性の意外なマッチング 独身者編
看護師の主な転職先
看護師歴20年。転職回数数知れずのほげりんです。
看護師は天下の国家資格を盾に、
かなりふらふらしていた独身時代。。
この自慢できない経験wをもとに、
転職先でお悩みの方の力になればと思って記事を書きました。
今回は、独身の人向け。
順風満帆な看護師人生を歩んでない人もそうでない人も、もしよかったら、どうぞ。。
病院~病院
一番お金がいいのが、この病院へ転職する時。
急性期から慢性期の病院に転職したほうが間違いなく給料は上がります。
だって育てるための手間いらずで看護師が来てくれるんだもの。
病院側のメリットはとても大きいです。
夜勤をやれてはじめて「稼げる」病院勤務
夜勤やれない状態で転職するなら、病院はあなたのチャレンジ精神にかけてるのです。
ちょっと背伸びした転職になるかも。。
専門分野を変えて転職する場合
それから、救急とか手術場出身の看護師は、患者さんとのコミュニケーションがうまくいくかなあっていう心配をされやすい傾向があります。
これ、転職した病院で何回もききました。。
なぜなんだろう??
ですから、そういう見方がある、という認識をもっていたほうがいいです。
きちんと理由を説明できるようにしておきましょう。
ブランクあっても大丈夫な転職先
転職先の病院が接遇に力をいれている場合は、経験年数と同様に社会人経験をみてくれます。夜勤が出来なくても、外来や健診センターなんかだとあなたの接遇をひとつのスキルとしてみてくれるところがあります。
例としては、看護師になるまえに総務や一般事務などを経験した人が適性がありそうです。
最低でも、採血技術くらいはできると、いけるんじゃなかろうか?
病院~施設
転職先を施設にしたい人が思っていることは、だいたい
「ゆるく働きたい」
だと思うのですが、実態はそんなにゆるくないです。。(冷汗)
今まで、病院の中で多数派として君臨していた、ということを痛感するでしょう。
つまり、施設で働くということは。。。
少数派への転落、を意味します。
下手をすると日勤看護師はあなた一人。
介護士さんはわんさかいる!
介護士さんからあなたにあれこれ依頼が舞い込みます。
それも簡単な用件ならいいのです。
与薬・インスリンの投与・点滴、こういった業務は病院と全く一緒です。
とっても大変なのが、早急に病院に搬送しないといけないと判断された場合なんです。
施設には医師が常駐していることがほとんどないです。
だいたい、週2~3回勤務してくれるパート医師が来るくらい。
意外にも、救急・手術場・ICU出身が施設に向いている訳
下手すると、たった一人でラインをとるところからやらないといけない。
施設に数名看護師がいても、最近は個室流行りでユニットケア。。
施設の建物が立派なのはいいんだけど。。
広くて、すぐ来れないw
そうすると介護士さんをあてにして医療的な指示をお願いするけれど、
介護士さんは、看護師とは違うので、どこまでやってくれるか。。
ほんとにいちいちきめ細やかに説明・お願いしないとで、大変です。
救急車に乗ってエスコート(搬送)するなら
救急搬送が可能な病院を探すところから介入、なんていうのも仕事になってることも。。
救急救命士さんとのやりとりも仕事です。
顔見知りじゃない人とのチームワークも救急とか手術場とかICUなんかにいた人のほうがなじみがありそうですよね。
ぱぱっとある程度の全身管理ができる準備をして、病院へ搬送できるだけの手の速さがあるから。
病院~訪問看護
これは給料の高さ=働いた件数だから、かなりの幅が出てきます。
独身時代は、病棟で勤めていた時よりも一般的に高給だと思う。
だって、卒3で30万以上(夜勤なし)とか聞いたことあるし。。
多分、オンコールを一杯とってると、夜勤しなくてもそれ以上稼げます。
孤独耐性があること アレンジ力があること
意外にもテクニシャンが多い!
看護師が仲間内で「できるなあ」って思う人です。
だから、あまりに経験年数が少ない人がいくと苦労します。
技術的なことも、すごく広範囲を勉強しないといけない。
さらに患者さんごとにその技術をカスタマイズしていく「アレンジ力」必須。。
病院とは違って施設と同様、一人ですごす時間が多いです。
さらに対面ではなくて各方面に相談をしないといけません。
予想外に大変!
だけど、
「毎日仕事が楽しい!!」
って、病棟から転職すると目がきらきらな人が多いです。
すごく長いスパンで患者さんとお付き合いするのが訪問看護なので、
やりがいあります。
続く。。