本と旅が好き!底辺看護師blue-dot-go

底辺看護師がボランティア・子育て・旅行とかがさごそもがいてるところ。。

精神科の患者さんがいなくなってもそんなに熱心に探しにいかない訳

私、精神科で働いたことはないけど、

なぜか患者さんとはお知り合いになることができている底辺看護師です。

その理由あたりはこっちの記事に書いてあったり。。

bluedotgo.hatenablog.com

いつの日にか、異動する日がくるのかしら。。(どきどき)

 

お初の方、ここは雑記ブログなんでお気楽にやってます。

時々ためになること書いてみたけど、

全然検索にひっかからなくて。

ねらって書くのって大変。。

 

看護師ネタっていうか、病院ネタって面白いのかな。。

などと、いろいろあがいてます。

どうかよろしく。

 

えっと、本題に戻ります。。

 

 

病院に帰ってこない「離院」中の患者さんの扱い

患者さんが病院からいなくなってしまうことを

医療業界用語で

「離院」

といいます。。

 

通常は大イベント!

看護師はじめ医療スタッフで手分けして

患者さんを探しまくります。

 

(ごくまれに)役付きの会議に出る羽目になって、

今勤めてる病院の

精神科の離院患者さんの扱いにびっくりしたもんです。

 

会議ではそっけない報告で終わります。

「○○さんが、離院中です」「異常連絡はありません」

 

以上。。

 

私の働く病院は東京郊外。。

いつでも離院しようと思えば可能。

 

そして、

時々「ちいさんぽ」してしまう

患者さんが出現。。

 

チャレンジャーがいるんです。

それも数名。

もちろん、看護師も医師もしっている。

でも、あえて熱心には探しにいかない。。

 

そういう患者さんは

家族がいなくて独り身だったり、

いろんな事情があって。

とにかく、家族からのクレームは一切来ない状況なの。。

 この記事あたりを参考にどうぞ。。

bluedotgo.hatenablog.com

 

受け持ち看護師は、たいてい

「だいたい数日で帰ってくるよ。」

「離院で自信ついたら、退院できる!」

とかいう。。

 

すごいポジティブシンキングw

いろんな境地を超えた感じで、ちょっと怖いっす。。(汗)

 

強いハートがないと精神科の看護師やってけない

 

こういう時、じっと待つ。。

これだけでも、結構大変なことだと思う。

相手を信頼できないと、精神的に消耗しまくるね。。

離院できる人をただ怒っちゃうのは、

やぼ。。

 

むしろ、

「回復してきたなあ」

って見てるのが精神科の看護師だったりする。。

 

最初は退屈で嫌だった入院生活も

 

最初は患者さんも落ち着かないから

とにかく入院して規則正しい日課のある生活がいい。

でもさ、

ちょっとよくなってくると

人間だもの

自由が欲しくなる。

 

ただ、帰れる実家や自宅がない人は

一から生活基盤を作りなおし。

とってもとっても大変な作業が待っている。。

 

そうこうしてるうちに

退院が、現実の問題として見えてくる。

今までの上げ膳据え膳の入院生活から

1人暮らしへの環境の変化にすごい不安を感じる。

んでね、

今抱えてる問題が大きすぎて、

かつ、エネルギーが余ってる場合

いろいろな手続きをすっ飛ばして 

離院しちゃうんだよー。。

 

基本的には患者さんの帰りを待ちます

 看護師は

近所のお店の人の情報で

「どこそこいら辺で○○さんらしい人をみかけた」

っていう情報で探しにいったり、

道に迷ってる患者さんを

おまわりさんが見つけてお知らしてくれたら、

お迎えにいったり、はします。

 

実のところは、そんなに熱心に探しません。。

 

だって、家=病院っていう人たちだから

数日で、ちゃんと帰ってくる。

 

今まで離院している患者さんたちの実績があるから

病院側も黙認している離院。。

数日したら、持っていったお金も、

なくなってる頃。

 

ごくまれに

街中で受け持ち看護師が

離院中の患者さんを発見することもあるらしい。。

どうやって対応してるのかなあ。。

 

ちょっと見てみたい気もします。

 

続く。。

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