本と旅が好き!底辺看護師blue-dot-go

底辺看護師がボランティア・子育て・旅行とかがさごそもがいてるところ。。

転職サイコロを投げまくって病院ジプシーをしていると、どうなるの?

質問の答え:底辺看護師としてまったり生きていく分には特段のダメージはないです。

 

 回してみよう「転職サイコロ」

「転職サイコロ」を投げつづける、という運任せな手法に身を任せて理想の職場を探していくのってある限定期間で使える方法です。

ずっとは使えない手法かもしれませんが、数回の転職は当たり前なんです。

 

厚生労働省ホームページ 医療従事者の需給に関する検討会看護職員需給分科会中間とりまとめ案(概要)

の中にあった、

平成30年度 厚生労働科学特別研究事業 「看護職員確保対策に向けた看護職及び医療機関等の実態調査」(研究代表者:武村雪絵)

https://www.mhlw.go.jp/content/10805000/000554603.pdf

 

この研究、「転職サイコロ」について考えていたら偶然見つけることができました。

 

4施設以上転職している人が27%

 

いやー、結構皆さん転職していてびっくり。。

女性は看護師として働き始めたらすぐに結婚・出産・子育てっていうイベント盛りだくさんで、全部をちゃんとこなそうとすると人生がかなりのハードモードです。

そこで、結婚した人で家庭優先の場合は、大規模病院から転職してすこしこじんまりした病院にいったり、クリニックに転職して仕事のペースをコントロールするのだろうと推察します。

それと独身の場合は、このまま同じ科で働くのは嫌だ・他をみたいっていう好奇心で転職するのもわかります。

私も30代の間は結構転職しました。4回以上(笑)

どの施設での面接でも転職理由はきいてくるけれど、そうですかってさらっと流されて終わりです。

さらっと終わらない場合は、面接担当の方と趣味の旅行の話で盛り上がってしまう場合かも(汗)

 

年月が経つと フルタイム から パート

 

ここ、すごーく大切なとこで、独身で雇用形態がパートになったら年収減になる可能性があるので、ちょっと解釈に迷いますけれど。。

看護師を辞めてしまって、潜在看護師?

もしくは夜勤専従。。

独身の場合のパートってどうやって稼いていくのか気になります。

それはさておき、

看護師は、日勤常勤でフルタイムが最も多い雇用形態です。

それが年々転職していくうちに、半分位はフルタイムから退却していきます。

同窓生に再会したら半分位しかフルタイムで働いていなかった、っていう私の経験とかぶります。実態にすごーく近い研究結果ですねえ。。

看護師は女性が多い仕事です。

家庭優先で子供を育てたい、となると雇用形態はパートの方が都合がいいのでしょう。特に、こども2人以上の子育てとなるとある程度まとまった時間をつぎ込まないといけなくなります。

そして、臨床経験が長くなるにしたがって、業務の多く負担の大きい病院からゆったり働けそうな施設へと働く場所が変わっています。

だから、看護師の年齢構成によっては、夜勤する人がすごく貴重になっていきます。

 そういえば、男性看護師のほうがライフイベントの変化を理由で退職しない、っていう絶大なアドバンテージがありますね。

ここに着目している採用担当者がさらに多くなっていくと、もっと男性看護師を採用するようになるでしょう。

 

投資としての転職 思いつきの転職

 

 でも、なぜ転職したくなっちゃうかというと、いろいろ理由があるからです。

職場に不満・人間関係に疲れた・結婚して引っ越すから、などなど。。

 

そこで、いやだーって気持ちだけで転職するんじゃなく、

(気持ちはすっごいわかります。痛い位。。)

知識や技術を吸収するため、みたいな「攻めの転職理由」がすこしでも盛り込めるなら、それはキャリアの投資です。

 

もし失敗しても、臨床経験10年位なら転職4回はそんなに珍しくないんですもの。

それくらいハードな職場環境で働いているって自覚しておきましょう。

 

私も、海外旅行に行きたいっていう熱い思いだけで「今ここ」を考えるのではなく、将来のビジョンをもちながらキャリアを積んでおけばよかったです。

本当に現実逃避したい位ストレスが溜まってしまったら、もう、手段を選ばずに旅行に出発していたなあ。。

 

自戒をこめて、帰国してからの転職活動という荒業は、いざという時にとっておきましょう!

 

続く。。

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