本と旅が好き!底辺看護師blue-dot-go

底辺看護師がボランティア・子育て・旅行とかがさごそもがいてるところ。。

臨床生活さようなら withコロナ時代

看護師として働く時間をカウントダウンしつつ過ごしてます。

色々あった20年だったなあ、と感慨深いです。

臨床生活にお別れをする決断をするまでには紆余曲折あり、

ここに書ききれるまで、完全にまだ整理がついていないかも。

 

確実に言えるのは、コロナ禍での臨床の仕事がとってもきつかった!!

身体的にじゃなく、精神的に。

 

消毒作業一つとっても、一筋縄じゃない。

自分と同じ感性の人じゃないと排除する同僚がいて

びりびりとした緊張感を常に感じて働いてたし。

自分の納得いく消毒作業をすると、時間との闘いが待ってて。

病気で苦しい患者さんの心のよりどころになるには、役不足

家族と引き離された患者さんに、なにも楽になれそうなことなんて言えないし。

 

それ以上にきつかったのが、休憩時間にも気が抜けないってところ。

 

食事の時間も無言・更衣室も無言

おすそわけのない詰め所休憩室なんて、さみしすぎたよ。

スタッフに発熱者がでたら、病棟全体が不安でざわつく。

明日は我が身、って思いながらすごして。

誰に悩みを話したらいいの正直わからなかった。

まあ、年代的にはさ、私自身が悩みを聞くほうの立場なんだけどorz

でもきいてほしい時だってあったんだよ。。

そんな時、

自分と他人との間が、とにかくすごい厚く感じてしまった。

 

これがねえ、相手と自分が全然ちがう境遇にいたら、

非難されても「納得」できる

でもでも

お互いに「ほんのちょっとの差」がとてつもない落差として感じられちゃって、

結構ぐだぐだに考えこんじゃうことがありました。。

そんな時に、年若い同僚にすんごく助けてもらったよ。

ありがとう。

 

でも、この職場で臨床を続けるのは限界だなあと思ってる。

 

実際やりたい業務は介護士さんよりなんだもん。。

現実に居宅では介護士さんが吸引も経管栄養の注入だってやってるのに

なんで看護師ってだけですごい偉そうな立ち位置なのか、疑問なんだもん。

「看護師って何やる人だろ」って思ってるんだもん、今。。(汗)

 

こういう時に臨床を離れて看護教員になるのは、卑怯かもしれない。

でも、これから少し別の視点から臨床を眺めてみて

学生さんと一緒に勉強していくよ。

そしたら、

きっとまた臨床に戻る日も、来るかも?と思ってる。。

 

来年度からは教員一年生になるんだな。驚き。。

実感ないよ。

自己承認を仕事に求めたら燃え尽きてしまうから、男女ともゆるく働くのがいい

病院で働いてると

本格的に働けるようになる前に

燃え尽きてる人が多いと感じます。

精神的に持たない位

働きはじめがつらいのが、

病院勤務のデメリット。。

 

新人さんが入職してきては

燃え尽きて数ヶ月で去ってしまう

そういう状況をみるにつけ、

とっても心苦しい。。

けれど

基礎的な技術を身につけるまでの数年

すこーしだけ、

頑張って勉強してほしいと思うんです。

 

5年あれば、確実です。。

夜勤もリーダー業務もプリセプターでも

どんとこい!

で、確実にこなせるようになっていると思う。

 

そしたら、探せば腰掛け仕事も待ってるよ。。

 

はたらくところも病院だけが仕事場じゃないけど、

看護技術を行う「数」がこなせるのが

最大のメリット。

 

ちょっとやすみつつでもいいから、

とにかく

基本的な看護技術をちゃんとやる時期を

一度は通るようにすれば、ちょっと楽になる。。

 

いわゆる看護師の平均年収は480万弱とかっていわれてるけど

夜勤をばりばりやってたら、年収600万。。

副業バイトやったら、それ以上。

 

そして転職サイトをうまく使えば

「自分で働き方をコントロールできる」

と、そこらへんの底辺病院で働いてる私は思ってる。。

 

今はいろんなことがきっちり決められすぎ

昔は、コンプライアンスもゆるかったから

「点滴抜針して」「創部の消毒してみて」

なんていうことを

看護師資格取得見込みの状態でやれていた。

というか、黙認されていました。(汗)

私もやったことあるかも。。

(まあ、看護師の指示のもとだけどね。。)

もちろん人体への侵襲のある処置なんだけど、

「いいよ、練習しないとうまくならないんだから」

などと言ってくれる患者さんも、結構いました。

看護師も、ビシバシ後輩を育てるのが当たり前

と思ってました。。

そして、

「見て学ぶ」を重視してたと思う。

 

かつては、

知識と技術だけに限らず

態度とか心掛けみたいなとこも「見て学んで盗む」んだよ

と教えていた。。

 

そして看護師になる人も志があった

 

ただお金がいいからとか、つぶしがきく資格だからとか

そういう利己的理由だけで看護師になる人は少なかった。。

かつては、看護師の仕事は3Kとかいろいろ言われて

決してイメージよくなかったもの。

 

仕事のやりがいを求めて看護師になりたい人が結構いた。

周りでどういわれようとも

動機がしっかりしてて

ブレがない。。

精神的に安定してて生活できるって、かなり幸せ。。

 

ところが時が経って

看護師になりたい人の層

だんだん変わってきてる。。

 

腰掛け志向でいい

そんな看護師になりたい人が増えてる思う。

おそらく今は国家資格さえ取っちゃえば、安泰な看護師。

お金がよくて・安定してて・仕事にあぶれない

っていう理由。

そして

男女問わず

看護師になりたい人が増えてきてるのって

「超安定志向」「腰掛け志向」が男性にも広がってるから。。

 別の言い方だと「ゆるく働く」。

 

仕事はほどほどで

家庭とか趣味に人生のウェイトをおいて働く。。

 

だって今の日本では

「腰掛け志向」の人が、圧倒的に精神的に安定して過ごせるから。

仕事以外にも子育てしたり友達と遊んだり、

もっと「仕事以外」に目を向けられれば

仕事がダメな時期があっても、

気分的に追い詰められなくてすむ。。

 

医療業界も固い人が多いから

「看護師は男性の仕事じゃない」という人も、実はいます。

 でもねえ、

男性看護師が美容クリニックに転職

なんてケースもみちゃうと

「腰掛け志向」でいい

と思う人が多くなってるんだと思うんです。

 

元来、仕事なんて、生活の糧を得るひとつの方法。

ゆるく働いて時々休む、でも全然いいと思う。。

 

 

看護師はワーカホリックになりやすい

「仕事できる自分、かっこいい!」

みたいに酔ってしまうと、

なんかの拍子に仕事できない状況になったとたん

「自分なんて宇宙一ダメだー!!」

って、どん底にはまっちゃう。

ワーカホリック沼にハマる人が多い。

 

ワーカホリックな人って、

仕事場で重宝されてますます自分に自信がついて

最初はいい感じでいける。

ただ、仕事に没頭しすぎると

「仕事以外で自分のことを誇れるものがない」

っていう感じに陥りやすいです。

 

仕事以外が全く見えなくなったら、危険信号。

 

そういう時に

ミスして周囲から批判の集中砲火あびたら

自分を支える柱がなくって、

簡単に崩れちゃう。。

 

自己承認を仕事に求めては燃え尽きてしまうだけ。

家族とか趣味とかいろんなところに広く浅く

長く働くためには、ちゃんと意識していこうと思っている。

 

ミスしない人、いないよ。

そんなの無理だよ。

人間だもの。

 

しょせん仕事なんて生活の一コマ

そう思う冷静さがなくなったら

精神的に、危ない。。

気をつけよう。。

 

続く。

精神科の患者さんの訴えがあながち嘘ではない場合のアドリブ対応話

私、底辺看護師ほげりん。

フルタイムでゆるく働きつつ、育児中です。

まあ、底辺病院の雰囲気をお届けしつつ、

昨日は、転職指南など慣れないことをしてしまったな。。

bluedotgo.hatenablog.com

 

ちなみに、昨日ボーナス出たけど

家のローンで飛ぶw

 

働いてるとこは、だいたい内科の患者さんがメインの病棟。

ただ、最近何でもあり、の様相を呈しつつある。。(汗)

勤務してるお医者さんが自分の親を入院させたいとか

コネ打診してくることもあり。

いい施設があっても遠いと通えないから、

だったら病院の方がアクセスいいとこにあるからなー。。

ただ、勤務する病棟に精神科の患者さんが入院すると

ちょっと対応に戸惑うんです。

 

なぜかっていうと、

「精神科病棟はいやだ。こっち(長期療養病棟)に入院したい。」

という病棟指名で金の力で入院してくる患者さんだから。。

いろんな意味で

パワープレイが過ぎる人が多いw

 

体にも病気があって

もともとの濃いキャラwに加えて精神科の病気。。

家族が自分達燃えつく寸前に入院させたい!!

と猛プッシュして

私の働く病棟に来ちゃった患者さんだからなー。。

 

はー。

 

 

「患者さんがうめき声の幻聴で不安になってます」

と報告がきて行ってみると。。

 

なんと個室の患者さんからの苦情です。

そして精神科の患者さん。

「あー、あのうなり声?といいますか男の人の声?」

「ちょっと怖いんですけど」

って患者さんはちょっと怒り気味で言う。

 

。。。目が怖いw

 

確かに、

隣の部屋の患者さんがうめき声を上げてるみたいです。

男の人じゃなくて、女の人だけどね。

 

ほんとにうるさいだけで幻聴じゃないかも!?

と思いつつも

 

さてどうしよう。。

 

だってお隣の部屋の患者さんが何を話しているか

私には、ぱっときいてもわからない。

どう聞いててもうめき声にしか聞こえないよー。。

 

でも、苦情を言ってきた精神科の患者さんは

「しゃべってる」

って主張して譲らない。

幻聴なんですかねえ。。

 

もう、こういうの、どうしたらいいんだろう。。

ほんとうのことに

「ちょこっと幻聴」が混じってる?

かといって確かめるすべもない。

 

 

ちなみに、私の働いてる病棟のメインターゲットは

内科疾患メインのover 80'sです。。

どっちかというと

看護師はもくもくと

身体ケアをする毎日。。

 

精神科特有の幻聴・幻覚の類の訴えにどう対応するべきか

については詳しくありません。。

 

でもまあ、

患者さんの苦情には真摯に対応しないといけない。。

一応、隣の患者さんの病室にいってみた。

 

おじゃましまーす。。

 

すると、必死に

「おー、おー。。」「おー、おー。。」

って、

ずーーっと、うめいてるおばあちゃんが、

ベッドに寝ていました。。

 

お初にお目にかかるさっき来たばっかりの患者さん。

今日、ここにきたばっかりだから慣れないだろうなあ。。

 

「はじめまして。ちょっとおじゃまします」

ベッドの端に腰掛けつつ、

「ここは○○病棟ですよ。移動おつかれさまです」

と話しかけてみた。

すると、

うなずいてくれた。。

 

おそらく文字数とイントネーションから、

「ここ、どこ」って言ったんだなあ、と推察する。

そのまま、繰り返して確認してみる。

「ここ、どこってこと?」

すると意思疎通が取れたからか顔がぱあっと笑顔になる。。

 

そっか、結構、わかる患者さんなのかな。。

多分母音だけならなんとなく聞き取れそう。

子音は、全く発音不可能。。

だから、音のくぐもり具合とか強弱なんかでも、推察していく。

 

すると、

 

ここはどこなのかわからなくて不安

今は何時か知りたい

 

まで、理解できたw

お互いひと安心。。

 

そこですかさず、

「お話できることがわかって、安心です。」

「ところで、お隣の患者さんがね、ちょっと神経質でね。」

「声が大きくってちょっと心配、って言われてきてみたの。。」

うん、とうなずくおばあちゃん。。

 

 ちょっとささやき気味で、うめき声の苦情のことを話してみた。。

「だからね、できればもうちょっと小さ目の声でお話をお願いします。」

さらに換気のために開けていた窓を

防音のために

ぬかりなくピシッと閉めましたw

しまっている開き窓


 

そして、ちょっとベッドに腰掛けつつ、

雑残をしながら、背中をなでなで。

 

おばあちゃんが安心したところを、退室。

 

ドアも窓も閉めたから、声もほとんど聞こえなくなった。

(ドアはのぞき窓部分あり)

アドリブ対応が功を奏したかな?

 

患者さんの苦情にはさ

場合によっては、譲歩してもらうことも説明しないとだ。

そのためには、

表面的な訴えてる内容をよーくききつつ

ホントに困ってることを探ってく。。

そういう時間が全然ないときもあるけどね。。

 

そういう作業を面倒がらないでやっとかないと

スマホでパシャっと証拠写真とか

レコーダーで録音とか

色々な記録手段がある今の世の中(汗)

 

患者さんだけじゃなく

家族の不満も、どこに落ちてるかわからないの。。(汗)

 

ほっとして

視線を感じて前をみたら、

一部始終をあの精神科の患者さんがみていた模様。。

「あー、いろいろ説得してくれたんですね」

「ありがとうありがとう。あなたを信頼してよかった」

ってにこっとしてくれる。

 

こっちもびっくり。。

「いえいえ、どういたしまして」と、こちらもおじぎ。。

 

幻聴は、おさまってくれたのかな?

もしかしたら、精神科の患者さんのほうが

隣の患者さんの言葉を、ちゃんとわかってたのかなあ。。

 

どっちかわかんないけど、

まあいっか。。

 

続く。。 

底辺看護師のここだけの転職先の見つけ方 バイトのおいたたんや夜勤専従スタッフにいろいろきいてみよう

バイト当直医・夜勤専従看護師や介護士さんからの病院タレコミ情報は、

かなり有力。

給料とか待遇とかそういうことはどうでもいい。

どっか探せば書いてあるから。

 

人から伝え聞く病院タレコミ情報こそ、貴重な情報源なんです。。

 

転職したい病院の候補もないけど、

今の病院に嫌気がさしてて

「とりあえず夜勤バイトでもしようかな」

っていう気分の時にきいてみると、

いろいろ聞けたりします。

 

「いろいろ勉強してますね。何年目なんですか?」

「どこら辺にバイトに行ったことあるんですか?」

「○○病院の夜勤って大変?患者さんどんな感じ?」

など、向こうが暇そうなときに質問してみる。

 

あまり経験年数が少ない人だと頼りにならないけど、

数年は経った位の人が一番適任だと思われる。

看護師から話しかけやすい雰囲気の人だと、なおよし。。

 

私はフリー業務が比較的多めで働いてるので、

結構処置につくことが多い。。

ちょっとしたベッドサイドで行う切開術

管をいれる処置

なんかのふとした時に雑談まじりで色々質問すると

相手がバイト当直医とか派遣ナースだと

いろんな病院の看護師の年齢層とか雰囲気とか、

生きた情報がきけるのです。

 

「おばちゃんばっかりだけど、働きやすい」

「若すぎてちょっと仕事するのつらい」

「みんな独身で若くて美人な看護師さんばっかり」

とか。。

 

お医者さんは大病院で研修医あけるまで

看護師にこき使われるから、

ホントに、よーくみてるw

 

そこで、意外な病院が

かなりいい待遇で看護師を雇ってるのが判明する。。

もっと早く知りたかった。。(泣)

 

中堅以上のお医者さんだと、

病院からの紹介料目当てに看護師をスカウトしてくるw

「バイトするなら見学おいでよー」

などと声をかけてもらって、

友達と見学にいったことがあります。

設備は最新で、病室もとってもきれいだー。。

 

だけど、

看護師どこにいるの?って位にスタッフが外来にいない

さすがにちょっと。。

バイトに行くのも躊躇してしまいました。

いつぞやの先生、ごめんなさい。

 

夜勤専従スタッフの派遣さん

すごいいろんなことを知ってます。

看護師じゃなくて

介護士さんのほうが色々知ってる。。

仕事が楽な職場とか人間関係きつい職場とか

リアルな雰囲気は、介護士さんの情報が一番あてになる。

 

そんなこんなで、

まずバイトしてみてよさそうな仕事場だったら

本格的に転職!って方法もあります。

男性看護師は結構この方法を使って情報収集して、

すごい変わり身の早さで底辺病院から転職する人が一定数います。

家庭持ちだと。生活があるからね。

転職して失敗したくないもんね。

 

病院勤務って、

紹介というかコネが、思いのほか通用するんです。

看護学校の同級生とか系列病院つながりとか

いろんなしがらみやコネがからまっていればいるほど、

お金がよくなる。。

 

それは

「どこそこにいたんなら、ここでも通用するだろう」

っていう質の担保をある程度意味するから。。

 

ボーナスもらってやめようとしてる人

転職うまくいきますように。。

 

ひっそり転職活動中?

それなら、転職サイト、使ってみるといいかもしれない。

 

続く。。

育児開始とともに「夫婦2人なのに、孤独」になると、離婚の危機がせまりくるかも?という話

育児休業って、万人に必要なんだろうか?

ワンオペ育児が恒常化している今の状況は、決してベストとは言えない。

母親の心身への負荷が問題になってるのは、周知の事実。

だからって

カップルでの育児休業が万能な解決策とはいえないのかも。

 私自身は夫に育児休業してもらった経験があって、

結構いいものだと思ってましたが。。

bluedotgo.hatenablog.com

 

「夫婦2人なのに、孤独」

っていうことも、あると思いました。。 

 

育児のやり方なんて夫婦2人で違ってて当たり前

 

そこを話し合って「妥協点」を見つけるにはさ、

お互いのことを尊重できる「余裕」が必要。 

今までは、

その「余裕」ってどこから来てたのかな?

 

おそらくは専業主婦が多かった時代はさ、

妻側が妥協しまくって

自分の意見を飲み込んで作った

かりそめの「余裕」だったんじゃない?

 

今も、妻側が妥協している状況は変わってない。

イクメン素敵」

って持ち上げて必死で素敵な家族を演出しつつ

たまった家事を一人で片づけて

実質的な育児に一人で奔走して

その影で一層孤独になってる妻なんていっぱいいますよ、きっと。。

水辺でさびしく頭を抱えうずくまる女性

苦しい妥協を積み重ねていくうちに、

「離婚」も選択肢のひとつにあがっても仕方ない位

大変な状況で子育てしている妻、沢山います。

 

働いて経済力があるからなのか?

共働きに疲れて実家サポート傘下に入ったほうが楽だと判断するのか?

どっちもなのかな。。

とにかく、離婚へのハードルは以前よりずっと低くなってる。

厚生労働省:離婚に関する統計 11 人口動態社会経済面調査からみた離婚(平成9年度調査)

時短家事の方法とかその手のライフハックが流行ってます。

ところが、両立なんて完璧にできるはずがない!

マミートラックに乗ってでも仕事して、家事して、慣れない育児して。。

そういう自分のキャパぎりぎりで生活するうちに

ふとみると、夫が育児や家事の戦力外だと判明。。

するとどうなるか。

 

長い人生を考えて

そもそも

結婚してる必要があるだろうか?

っていう疑問が消しきれなくなる。。

YESかNOどっち?と手で示す女性 

共働き家庭だと子供が小さくて手がかかるうちだと、特に。。

妻にとって家庭を維持するコストが大きすぎる。

だったら離婚してしまえと考える妻は、結構多い。

実家に子供抱えて帰っちゃう妻、そんなに珍しくないもの。

子供が生まれてすぐって、

離婚の危機が迫りくる時期でもあります。。

 

そこを踏みとどまることができるのは、

子供への愛情が感じられるからだったり

経済的に完全に依存している状況があったり

愛情もあるけど、損得勘定もなきにしもあらず。。(汗)

 

子供が小さいうちは特に

体力的にも精神的にもきつくて、疲労困憊の妻が大多数。

 

ましてや、育児休業中に夫の面倒なんてとてもみれない。。

始めの頃は妻も余裕なくて、必死!!

下手すると、一時間おきに起きて授乳して

隙間時間に、寝る。

赤ちゃん泣いたら色々お世話して

隙間時間にご飯を食べて英気を養い

次の授乳時間が来るまで、寝る。。

慢性睡眠不足で

メンタルやられないほうが

不思議で奇跡なの!!

 

赤ちゃんだっていつもご機嫌いいとは限らない。

何をしても泣き止まないとか眠らないとか、

どうにもならない事態に陥ることなんてしょっちゅう。。

だけど、妻だって、育児初心者。。

 

そういう時に

妻の大変さを「自分事」ととらえる夫が

どれくらいいるだろう?

もし自分だったらと立場を置き換えて

行動してくれる人は、どれくらいいるんだろうか。。

 

妻が眠れなければ、赤ちゃんと外にお散歩に行ったり

妻の体力も精神力も限界だろうなと察知して

お弁当買ってきてくれたり。。

そういうふうに

「自分事」として考えて

妻を精神的肉体的限界から救い出すための

行動をしてくれたら。。

赤ちゃんがなかなか泣き止まなくても、

眠ってくれなくても、

多分、妻は孤独からは救われます。

マグカップを口元にあてて幸せにほほ笑む女性

そして、あれやこれやで泣き止んだ赤ちゃんを間にして

夫婦の絆が深まって

2人で親になっていくんじゃないの?

 

それなのに、

夫っていう一番身近な人への信頼がゆらいだら

子に暴力をふるっていたのが夫だとわかったら

私が妻の立場だったら、

恐怖で思考停止してしまうと思う。

助けを求める声を、あげられるだろうか。。

想像しようにも過酷な状況すぎて、難しい。。

 

一人の母親として

医療従事者として

何かできることといったら、

当事者としての目線を忘れないでいたいなと思う。。

「声なき声」を感じ取れるだけの感受性は

ちゃんと持ち合わせていたいと思います。

 

それから、育児休業をとろうとする方へ。。

非正規なんかで育児休業がもらえない人からみたら

男性育児休業自体が、とっても贅沢なものです。

 

だから、これから育児休業に入った人・これから入る人

育児休業で夫婦の絆を紡げる

幸せな時間を大切に過ごせますように。。

 

 

会社の一大プロジェクトにかかわるとか

そういうのももちろん大切だとは思います。

出世が遅れるかもしれないっていうなかで

育児休業を選択するだけでも、結構大変なのは重々承知です。

 

だけど、

たった半径数メートル内にいる

あなたの家族が

笑顔で暮らせるようにすることは

あなたしかできない

とっても大切なことじゃない?

 

それを

何人もの夫婦が実行できる状況になっていけば

花で作ったハート型

それはきっと幸せで素敵なことだろうなあ、と思うんです。

 

続く。。

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